前後で12万円するボントレガーRXLホイールをタダでもらった話
今から5年前になりますが、新品のボントレガー のホイール前後をタダでもらった事があるんです。
今回はその件についてお話ししたいと思います。
本記事の内容
トレックストアの優良客
今でこそフレームの載せ替えが出来るまで自転車スキルが上がっていますが(自称)、今から5年前の私は、ロードバイクに乗るので精一杯で、調整なんて神の領域。
当時乗っていた【トレックマドン2.3】はトレックストアにて新品で購入し、変速の調整なんかは定期的にトレックストアに通い、ショップの店員さんにお願いしていました。
高い買い物をしたので、アフターサービスを受けてナンボ。
受けなきゃ損するくらいの勢いでトレックストアに通っていました。
そして、ロードバイクを購入して数ヶ月後に、息子と一緒にビワイチをするため、同じトレックストアでクロスバイク【トレックFX7.2】を購入しました。
その前年には、【トレック1.2】を購入、その一年後には2台高級自転車を購入したことになります。
二年間で3台も自転車を購入するなんて、結構な上客じゃないスか私。
まあ、ハイエンドモデルからするとチンケな金額ですが…
そのくらい自転車にハマっていましたし、お金も使いました。
淀川サイクリングロードで息子が落車
息子用のクロスバイクを購入したので、
親子でサイクリングに行けるようになりました。
当時の息子はまだ小学五年生だったので、まだまだ体も小さく、体力もなかったので、いつもの【淀川サイクリングロード】で練習していました。
順調に練習を重ね、息子もそれなりに自転車に乗ることが出来る様になりました。
そして、ビワイチ決行一週間前の土曜日、最後の練習として淀川サイクリングロードで走っていた時、車止めの前でバランスを崩した息子が落車をしてしまいました。
おそらくクロスバイクにだいぶ慣れてきて、気が抜けた時にコケたと思います。
で、その時にクロスバイクの変速装置がおかしくなってしまったんです。
今から思えば、ディレイラーハンガーが曲がっていたと思うのですが、当時の私にはちんぷんかんぷんでワカリマセン。
このままではビワイチへは行けないので、翌日にトレックストアで調整してもらう事にしました。
トレックストアで再調整
そして、トレックストアへ息子の自転車の変速機の再調整へ行く事になったのですが、どうせ行くなら私のロードバイクも調整してもらおうと思い、一緒に持っていきました。
持って行ったという表現で”え?”と思われた方もいるかもしれませんが、その日は雨が降っていたので、車に自転車二台を積んでトレックストアへ行きました。
なじみの店員さんに二台分の調整をお願いし、あっという間に調整も終わり、その日は帰宅しました。
そしてその翌日、事件が発生したんです。
翌日に重大トラブル発生!修理不能で帰れず…
翌日、いつものように東大阪まで片道25キロの道のりを自転車通勤しました。
そして仕事が終わり、自転車に乗って帰る時に事件が起きました。
リアディレイラーを変速した時、チェーンがローギアを超えてホイールとの間に挟まってしまったんです!
もちろんすぐに挟まったチェーンを外そうとしましたが、ガチガチに挟まっていて人力では取れそうにもありません。
どうすることも出来ずしばらく途方に暮れた後、妻に電話を入れ迎えに来てもらいました。
妻を待っている約一時間の間、私の頭の中で一つの疑問が浮かびました。
『昨日調整してもらったばかりなのに、なんでだろう?』
『今までこんなこと経験がない』
これは、これは、
『もしかして、調整ミス?』
と頭の中が整理できたあと、私がとった行動は
【トレックストアへ電話】でした。
トレックストアの神対応
トレックストアへ電話を入れ、事の次第を伝えると、店員さんは、
【とりあえず自転車を預からせてください】
との事。
しかも、【今からご自宅に伺います】というものでした。
時刻は既に20時。お店が閉まる時間ですが、
私が東大阪から車で帰宅するのが22時頃。
私が≪22時だったらいい≫と伝えると、
店員さんは【それではその時間にお引き取りにお伺いします】
という事でした。
そして約束の時間にきっちりと私の自宅に来てくれ、丁重に謝ってくれた後、自転車を持って帰りました。
普通なら、何日か後に修理しましたと言って終わるのかなと思っていたら、なんとその日の23時ごろトレックストアの店員さんから私の携帯に電話があり、
【すべてこちらの責任です。申し訳ございませんでした。
リアディレイラーの調整ミスでチェーンがホイールに食い込みホイールが傷だらけになってしまいました。
お詫びのしるしとして、ボントレガ―RXLホイールに交換させていただいてもよろしいでしょうか?もちろん前後共に交換させていただきます】
と連絡をくれたんですよ。
これには私タマゲマシタ。
少しあった不信感、怒りは一瞬で消え、思わず電話越しに顔が綻んでしまいました。
だって、【ボントレガ―RXLホイール】と言えば、前後輪あわせて約12万円もする高級ホイール。
しかも軽量で、前後輪あわせて1440グラム。
トレックマドン2.3の標準ホイールが【ボントレガーRACE】。
こちらは前後で4万円。
値段は約3倍!
私は即答で【それで結構です】と答えていました。
そしてその日の24時頃、トレックストアの店員さんが、ピカピカの高級ホイールを装着した私の愛車をトレックマドン2.3を私の自宅まで運んできてくれました。
まとめ
このようにしてラッキーなことに私は12万円もする新品ホイールをタダでゲットしてしまいました。
遅い時間にも関わらず、その日のうちに解決してくれるなんて、
こういうことを書くと、私がごねたように感じられる方も入るかもしれませんが、私いたって普通に電話をしただけで、一切クレームを言ったつもりはありません。
こういうことはそんなにある事ではありませんが、新車をショップで購入した結果、神対応なアフターサービスを受けれたのではないかと思います。
もちろん自分で組み立てたロードバイクにはこういう特典はありませんので、私には遠い昔の話になりますが、ロードバイクの購入を検討されている方、予算に余裕があるなら絶対新車購入をおすすめします。