【数年間放置のクロモリロードバイクをレストア】⑪完結編
みなさんこんにちは!あきおっちです.
シリーズでお伝えした【クロモリロードバイク レストア】も今回で最終回となりました。
あと残っていた部分は、チェーン、前後ディレイラーとなります。
サクサクっと行っちゃいましょう!
本記事の内容
チェーン交換方法
チェーンはこれを購入しました。
『シマノ CN-HG40 116リンク 6.7.8速用』
前の化石となったチェーンをチェーンカッターで取り外して下に置き、新しいチェーンと並べてコマ数を合わせます。
原始的ですが、これが一番手っ取り早い方法ですよね。
元のチェーンがない場合や、スプロケットの歯数を変えた場合などは
①アウター×トップの時にプーリーゲージが地面と垂直に合わせる。
②アウター×ローギア+1コマ
で合わせないといけません。
私も自分のロードバイク『トレックマドン4.7』のチェーンを交換する際に上記②の方法でチェーンの長さを合わせました。
チェーンの長さが決まったら、チェーンカッターと使い新しいチェーンを装着します。
前後ディレイラー調整
こちらもスポンジ研磨シート→サンドペーパー→ブルーマジックの三段活用で磨き上げ、ワイヤーを装着しました。
そして、ワイヤー調整に入るのですが、前後とも思いっきりワイヤーを引っ張りながらボルトをつけました。
フロントディレイラーから調整しようとしたところ、
あれ?
調整しなくてもスムーズに変速出来てます。
『ラッキー』と思いながら続いてリアディレイラーの調整へ。
するとこちらも、あれ??
こちらも調整しなくてもスムーズに動いています。
変速機調整って一番の肝だと思うんですが、
今回のレストアでは一切調整は不要でした。
私のワイヤーの張り方が絶妙だったのか、私が持っている男だったのか等いろいろ考えましたが、たどり着いた答えは、『構造がシンプル』だったことだと思います。
25年前のものですから、もちろんレバー式のシフトです。単純なんです。
なんか拍子抜けしましたが、調整で泥沼にハマるよりスムーズにいってよかったです。最後にグリスを可動箇所に塗っておきます。
自転車整備でやってはいけないこと
実はここで重要な注意点があるのですが、
それはホームセンターで売っている潤滑剤(ク〇)-55〇等)-をベアリング部分やチェーンに塗ってはいけないということなんです。
何でも、これらの潤滑剤をもともとグリスが塗ってある部分に塗ってしまうと、
グリスが溶けてしまって流れ出てしまううんです。
この事実を知らない人って結構いますよね。
エバーズプラス ルブリカンドPS-3
ということで、グリスアップするならこれがおすすめです。
を購入してグリスアップしました。
その場にとどまってくれるので、流れ落ちる心配もありません。
そしてついにこの時を迎えました。
そうです。レストア完成しました。
レストア前のボロボロの全体像
そしてこれが完成形
ついにレストア完成
やっとの思いでここまで来ました。
私あきおっちは自転車整備に関してはズブの素人です。
ですが見よう見真似、メンテナンスブック、そしてほんのちょっぴりプロの手を借りながらレストアを仕上げることが出来ました。
もちろん駆動系もばっちり仕上がりましたので、
試走してみた感じもものすごくいいです。
クロモリロードバイクっていいですよね。
アルミ、カーボンとは一味違った乗り心地で最高だと思います。
アルミよりは絶対おすすめします。
ということで11回にわたってお送りしてきた
【クロモリロードバイクレストア編】
はこれにて終了させていただきます。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
レストアで分からないところはこの本をみました。
次回からは
私の大好きな【ロングライド】についてお伝えさせていただきます。
私が感じる自転車の魅力を少しでもお伝えできればと思います。
良ければまたお付き合いください。