レストアした105クランクの取り付け方法
みなさんこんにちは!あきおっちです。
前回レストアした105クランク👇を
実際に息子のロードバイクにつける作業の様子を
皆さまとシェアさせて頂きます。
本記事の内容
現状把握
そもそも何故クランク交換の必要があったのかというと、
現在付いていたクランクは
ティアグラ4650コンパクトクランク(50-34)になります。
クランク長は165mm。
身長152センチの妻用だったので、身長169センチの息子にはクランク長が小さかったんです。
それに息子が言うには、『銀色が安っぽい』ということで、
言われてみれば確かに安っぽいです。
原因はアウターリングのデザインですよね。
ダサいです。イモです。ウ〇コです。
これらの問題を解決するために
BLACKの105クランク、クランク長を息子に合わせた170mmの物を中古で購入し、レストアして取り付ける事としました。
ペダルを外す
まずはペダルを外します。
左ペダルは右回しで緩みます。
これに対して、右ペダルは左回しでペダルが緩みます。
左右で回し方が違いますので、注意してくださいね。
左クランクボルトを外す
このボルトは上下にあります。
中央のキャップを外す
クランクのネジを緩めた後は、中央についてあるキャップを外します。
本当は👇の工具で緩めていくのですが、私は持っていないのであるもので代用します。
シマノ クランク取付工具 TL-FC16 Y13009220
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それがこちら👇
そうです。どこの家庭でもある【割りばし】で代用できるんです。
割りばし2本の太い方をボトルキャップに差し込みます。
本当にこれで回るのか?
その答えは👇
回ってしまうんですねーこれが。節約節約。
クランクについている、外れ防止プレートを上げてから、クランクを引っこ抜きます。
右クランクを外す
次は右クランク。
チェーンを外してからクランクを引っこ抜くとクランクが外れますが、
チェーンでフレームが傷つかないように養生をお忘れなく。
こういう作業で車体に傷をつけないのも、
自転車マスターへの第一歩ではないでしょうか?
105右クランクを取り付ける
一番ワクワクする瞬間ですね。
インナーのリングにチェーンをひっかけてぶっこみます。
左クランクを取り付ける
左クランクをつけて、脱落防止プレートをはめ込み、
割りばしでキャップを締めていきます。
キャップを付けた後はトルクレンチで締め付けていきます。
上下2本のボルトを交互に少しずつ締め付けていきます。
このクランクの場合、締め付けトルクは12~14Nです。
フロントディレイラーの調整
クランクの取り付けが終わった後は、フロントディレイラーの調整を行います。
何回やっても思うのですが、フロントの調整は難しいと感じるのは私だけでしょうか?
ワイヤーの張りが緩かったら全く動かないし、逆にテンションかけ過ぎるとガチガチに硬くなります。
自転車の世界は奥深いと感じます。
交換作業終了
そしてとうとう交換作業完了です。
どうです?これ。めちゃくちゃかっこいいと思いませんか?
カスタム感がハンパないですよね。
今回作業を依頼してきた息子も大満足の様でした。
カスタムって、なんだか達成感が凄くあって病みつきになります。
ワンランク上のステージに上がったような気がしますよね。
マンネリ化を防止して自転車へのモチベーションを保ち続けるには、カスタムが必要です。
もっともっとカスタムして
さらにパワーアップして行くつもりです。
ご期待下さい。
ディレイラーの調整は👇の本を見ながらおこないました。
ご自分で自転車をいじるのなら、こういう本は必須アイテムですよ。
それでは、また。