有孔ボード(パンチングボード)を壁に付けてお洒落に活用する方法
ねえねえ、有孔ボードって知ってる?
ああ、知っているよ。別名【パンチングボード】とも言うんだ。ボードに穴が沢山開いてあって、そこにフックなんかを利用していろんなものを取り付けることが出来る、とっても便利なアイテムなんだ。
そうなんだ。有孔ボードがあれば散らかったお部屋も綺麗になるね。
でも、そういうのって取り付け方が難しかったりするんじゃないの?
全然そんなことないよ!誰でも簡単に取り付け出来るよ。
ちょうどこの前、僕の部屋に取り付けたから、よかったら見てみてよ!
本当?それは興味があるだワン!
それではみなさん、DIYで、部屋の小物の整理整頓にとっても便利な有孔ボード(パンチングボード)を設置した様子をお伝えします。
購入から設置方法、そしてフック類を使った活用方法までをわかり易く書いてみましたので、有孔ボードをこれから使おうかなとお考えの方のご参考になれば幸いです。
本記事の内容
- DIY前の状態
- 設計図はこちら
- ホームセンターへ買い出しに行く
- 有孔ボード取り付け作業開始
- 専用フックを取り付けます
- 途中経過
- 有孔ボード(パンチングボード)カスタム開始
- 有孔ボードカスタム完了
- まとめ
DIY前の状態
DIY前の状態は、壁に直で押しピンを付けてヘルメットや工具を付けていますが、なんかごちゃごちゃしてるんですよね。
なんか壁紙のグレーと合っていないというか。
秘密基地感がないんですよね。ワクワクしないんです。
そこで有功ボードを使ったDIYを計画しました。
設計図はこちら
☝が私が書いた設計図です(汚くてすみません)。
だいたいこのようなイメージでDIYを進めています。
今回は左側の窓の下の壁を改造していきますよ。
ホームセンターへ買い出しに行く
近所のホームセンターへ有孔ボード(パンチングボード)を買いに行きました。
有孔ボードって結構高いんですよ。驚きです。
サイズもいろいろあります。
私は一番大きなサイズの600×900×3mm(1980円)を購入しました。
このサイズで白色や黒色だと1000円アップの2980円でした。
本来ならこの大きさでもう一枚欲しい所なんですが、予算の関係上今回はこの一枚だけ購入します。トホホ。私、お小遣い制ですが何か?
あわせて、有孔ボードに取り付ける専用のフックも数種類購入しました。
有孔ボード取り付け作業開始
自宅に帰って早速取り付け作業を開始します。
有孔ボードを取り付けるのには、専用の取り付け用具が必要です。
専用の取り付けフックを壁に取り付ける
有孔ボードの穴を有効に活用しようとすれば、取り付ける壁と有孔ボードの間に少し隙間がないとだめなんです。
専用のフックを使用するときは、フックを穴に差し込んでボードの裏側に引っ掛ける形でボードに固定するので、隙間がいるんです。
専用のフックがあれば、壁と有功ボードの間に隙間を作ってくれます。
私、『壁に直付けしたらいいか』と安易に考えていましたが、こういう取り付けの部品がいるなんて知りませんでした。
ホームセンターでこの専用フックの事を知ったのですが、こういう新たな発見が出来るのもホームセンターの魅力ですね。
専用フックの中心の穴に、先程ペンで付けた印を合わせるのですが、中心の穴が暗すぎて奥の印が見えなかったので、私は取り付け位置に白色のシールを貼りました。
これで中心の穴の奥の印が確認出来るようになりました。
留め具の中心をシールの位置に合わせ、細い釘で壁に取り付けていきます。
釘は4か所、壁は石膏ボードなのですぐに入ります。
私はペンチで叩いて打ち込みました。
口元がおかしいですが、変顔をしているわけではありません。
まるでシャクレてますが普通の横顔ではありません。
釘を銜(くわ)えています。
口に釘を銜えて気分は大工さんデス。
台座を4か所取り付けたらいよいよ有孔ボードを取り付けます。
DIY作業の中でこういう瞬間が溜まりません。
ワクワクします。
有功ボードを壁に取り付ける
台座にネジで取り付けていきます。結構しっかり固定できますよ。
これは簡単な作業。誰でもできます。
ネジを止めるとネジの目隠しカバーを取り付けます。
専用フックを取り付けます
今回は工具の取り付け用とヘルメットの吊り下げ用を購入しました。
左の5連のフックが480円、右のヘルメット用のフックが1本100円です。
フックをボードの穴に金具を通した後、フックに付いている二股の金具で下の穴に通し、フックをガッチリと固定します。
これでブラつかなくなります。
よく考えられていますね。
有孔ボードにヘルメット、工具類をぶら下げてみました。
途中経過
どうですか?
結構良い感じだと思いませんか?
設計図では、有功ボードの下にヘルメットを置くテーブルを作ることになっていますが、ヘルメットが有功ボードに収まったので、これはこれで良いのかなと思ったりもします。
結構設計図に近づいたと思っています。
壁の雰囲気ってホント大事ですよね。
がらりと印象が変わります。
有孔ボード(パンチングボード)カスタム開始
パンチングボードを最大限に有効活用するために、さらに6種類、9個のフックを追加購入しました。
フックにもいろんな種類があって、ドライバーを収納するものや、物を挟むものなんかもあります。
金額は大体1個100円から150円ですが、☝の5連フックや小物入れなんかは780円から1380円位までの価格帯で売っています。
ちなみに、前回の分もあわせて、私が有孔ボード用に購入したフックの総額は約2500円位でした。
小物置きの取り付け
まずは小物置きを取り付けます。
”フックに吊るせない物”をこの上に置くために購入しました。
穴に刺すだけなので、取り付けると言えば大袈裟ですが、カスタムしてるワクワクは半端ないですよ。プラモデルを作る感覚と似ています。
取り付ける場所を確認して取り付けます。
こんな感じで、グリス、ビニールテープ、携帯ポンプ、六角レンチを置きました。
見えるところにあると分かり易くていいですね。
『ビニールテープどこだっけ?』みたいなこと、経験された方も多いと思いますが、この、【見える小物入れ】があればもう大丈夫でしょう。
はさみフックの取り付け
次にはさみ用フックを取り付けます。
こちらは二つのパーツから構成されていて、☝の写真は”土台パーツ”そしてもう一つが”挟みパーツ”になります。
この挟みパーツは、写真の様に”フックで取り付け不可のレンチ系”にちょうどいい感じだったので購入しました。
いろんなアイデアがあるんだなと、これを考えて作った方に感心します。
ドライバーフックの取り付け
今度は”ドライバーフック”を取り付けます。
ドライバーフックと言っても、私が勝手に名付けただけで、商品名は何も書いていませんでした。
サイズは、大と小の2タイプがあったので、大タイプを2個、小タイプを1個購入しました。
大タイプには、ドライバーとトルクレンチを、小タイプには小型のドライバーを設置してみました。
凄く機能的なアイテムですよね。これは結構便利ですよ。
チェーンカッター用フックの取り付け
こちらはちょっと変わった形のフック。
これで何を付けるかというと正解はこちら👇
そうです。
チェーンカッターです。
これ、結構な重さがあるのですが、耐荷重20キロの有孔ボードはビクともしません。
チェーンカッターは特殊な形をしているのですが、このフックがあれば見事に水平に収めてくれます。
ノーマルフックも大活躍
もちろん、ノーマルのフックにも活躍してもらいました。
こちらには”メジャーや水平器、ハサミ”なんかをぶら下げてみました。
ヘルメットもこのフックで止めています。
フックの長さもいろいろな種類があり、私はアームが一番長いモノを購入しました。
有孔ボードカスタム完了
そして、有孔ボード(パンチングボード)のカスタムが完了しました。
自転車用の整備パーツが綺麗に収まっています。
ただ、チェーンオイルやスプレーオイル、パーツクリーナー等は、外の工具箱に入れています。
私のスタイルとして、オイル類の様なニオイの出るもの、油でベトベトになるものを使った作業は屋外の整備スペースでおこなう事にしていますので、外の工具箱に入れています。
まとめ
ビフォーはやっぱり有孔ボードを有効活用しきれていない感がありますが、アフターではフルに活用できていると思いませんか?
整備をしていて、必要なものがすぐに取れるっていいですよね。
これ、わかってはいるけど私の様な雑な性格には、今までなかなか無理だったんです。
毎回、『あれ、トルクレンチどこ行った?、アーレンキーは?』みたいなことが繰り返されていましたが、有孔ボードを活用することによって解消されました。
自転車を眺めるのもいいですが、工具類を眺めるのも秘密基地感が醸し出されてなかなかいいもんですよ。
次に考えている自転車部屋のDIYは、
壁紙の張り替え、木製ブラインドの取り付けなんかを考えています。
どんなふうに秘密基地化するかを考えるとホントワクワクしますね。
これからDIYをお考えの方のご参考にならような記事をアップしていく予定です。
宜しくお願い致します。