俺サイクル

アラフォー世代からの快適な過ごし方を発信しています。

サントリー山崎蒸留所【ウイスキー工場】へ見学に行ってきました。

f:id:Akiocchi:20191102092452j:plain

大人の社会見学の時間です

みなさんこんにちは!あきおっちです。

先日、兄と大阪と京都の境目にある

【サントリー山崎蒸留所】へ工場見学に入った模様をお伝えします。

 

本記事の内容

 サントリー山崎蒸留所到着

f:id:Akiocchi:20190731082635j:plain

工場の入り口

私がここに来るのは3回目。

最近、私は長兄にウイスキーの世界を教えてもらい、その奥深い世界にはまってしまいました。今回は有料の工場見学(1000円、試飲付き)です。

 

今までの2回は無料の見学で、工場内には入れないバージョンでした。

 

有料の見学は人気が殺到していて、なかなか予約が取れないのですが、兄が頑張って予約を取ってくれたので行けることになったんです。

 

兄に感謝。

 

初めての有料見学ということで気持ちが高ぶります。

 

11時からの見学でしたが、一時間早く行き、お目当てのアレを購入します。

f:id:Akiocchi:20190731084049j:plain

山崎蒸留所限定のシングルモルトウイスキー

そうです。この写真のウイスキー、ここ山崎蒸留所でしか売っていない貴重なもので、なんと1400円で購入できます

 

しかし、一日の出荷量が決まっていて、昼前には売り切れてしまいます。

 

さすがに10時に行くと余裕で買えちゃいました。

蒸留所見学スタート 

f:id:Akiocchi:20190731084249j:plain

工場内の風景

11時にロビーの2階に集合して、係の方からウイスキーの製造工程について説明を受けます。

そしていよいよ、工場見学スタートです。

ウイスキーが出来るまで

【仕込み】

麦芽を粉砕し、山崎の天然水を加えて発酵に向かう為の麦汁を作る。

【発酵】

麦汁に酵母を加えてアルコールを発生させもろみを作る。

【蒸留】

発酵の終わったもろみを銅製のポッドスチルという巨大な蒸留器に入れて2回蒸留しアルコール濃度を約70度に高め、ニューポッドを作る。この時点で無色透明。

【熟成】

蒸留で出来たニューポッドを樽の中で長期間じっくり寝かせ貯蔵する。

3年、5年、10年と寝かせていくと、ウイスキーの琥珀色へと変化していきます

そうやって出来たものがウイスキーの原酒です。

 

また、この樽がミソのようで、樽材によって複雑な反応や風合いが変わってくるんです。

 

ワイン作りで使用していた樽やシェリー酒の樽でニューポッドを熟成すると、ほんのりフルーティーなウイスキーの原酒が出来ます。

 

また、樽材の内側に焼きを入れることによって、スモーキーな感じが出たり、樽材の木の種類(ホワイトオーク、ミズナラ、スパニッシュオークなど)によっても出来るウイスキー原酒の味は違います。

ほんと奥深いですよね。

 

まっさん万歳。

【ブレンド】

モルト原酒同士を混和するバッティングと呼ばれる作業をおこない、ブレンダーの方の神業の様なブレンド作業によってウイスキーはつくられています。

 

そして今回の工場見学では、【熟成】までの様子を見ることが出来ます。

 

後ろに見えている窯で蒸留を行っています。

 

窯にもいろいろな形があって、形が違えばニューポッドの性質も変わるそうです。

f:id:Akiocchi:20190731084742j:plain

ポーズをとる筆者。

思わずテンションが上がり、ポージングしました。

お洒落な貯蔵倉庫内の様子

f:id:Akiocchi:20190731084406j:plain

倉庫内。樽の雰囲気がいい。

こちらは熟成をおこなう貯蔵倉庫。

 

空調は一切かけていないそうですが、少しひんやりした空気です。

 

ちなみにこの日の気温は35度

 

それでも倉庫内は心地のいい涼しさ。

 

倉庫内に樽から抜け出した微量のウイスキーのいい香りが漂っています。

f:id:Akiocchi:20190731084519j:plain

めちゃいい雰囲気

なんでもウイスキーの香りにはリラックスできる成分があるそうな。

ずっとここにイタイ感じ。

試飲会場へ

f:id:Akiocchi:20190731093455j:plain

いよいよ試飲。

そんなこんなでお待ちかねの試飲会場に到着です。

 

係の方に案内され席に着くと、このようなセットが並んでいます。

テイスティングの方法が書いてあるので分かりやすいです。

 

あわせて、サントリーの案内の方が分かりやすくマイクで説明してくれます。

f:id:Akiocchi:20190731084841j:plain

試飲会場。最高の瞬間。

兄も至福のひとときを過ごしています。

f:id:Akiocchi:20190731084959j:plain

テイスティングをする筆者。

私は今、色を見ています。

 

これもテイスティングの方法です。なかなか様になってません?

 

そしてこんな贅沢なおつまみも付いています。

f:id:Akiocchi:20190731093019j:plain

おつまみもついてます。

この銀色の袋のミックスナッツが絶妙のおいしさでした。

 

なんでも役割を終えた樽を細かく砕き、チップにして燻製したナッツだそうです。

f:id:Akiocchi:20190731085056j:plain

気分上々な筆者。

f:id:Akiocchi:20190731085156j:plain

試飲会場はこんな感じ。

ウイスキーにもいろいろな種類があって、味も香りも全然違うんです。

 

こんなの今まで知りませんでした。

 

そして、飲み方もストレートをじっくりと味わいながら飲むなんて、私の今までの人生経験では恥ずかしながらありませんでした。

 

これまでの私のお酒スタイルは、ビール、チューハイをがぶ飲み≫みたいな感じでしたが、まるっきり違うお酒のたしなみを身に着けたような気がします。

 

ウイスキーの世界を教えてくれた兄に感謝。

f:id:Akiocchi:20190731085247j:plain

大きな画面で解説してくれます。

驚いたことに、この試飲ではハイボールまで作らせてくれるんです。

 

ウイスキーの試飲もついて、おつまみもあり、ハイボールまで作れて1000円は安いですよ。

f:id:Akiocchi:20190731085351j:plain

山崎のハイボールも作れちゃうんです。

f:id:Akiocchi:20190731085456j:plain

ハイボールでテンションMAXな筆者。

試飲も含めて80分で蒸留所見学ツアーは終了です。

 

その後は、有料の試飲会場に場所を変え、さらにウイスキーを飲みます。

有料試飲会場でウイスキーを飲む

f:id:Akiocchi:20190731093156j:plain

有料試飲メニュー。格安。

メニュー見ておわかりですか?

 

一杯ワンショット100円からですよ。

めっちゃ安いですよね。

 

私がこの日選んだものは

山崎蒸留所シングルモルトウイスキー 100円

山崎 12年  200円 

響 Japanese harmony  200円

の合計500円。

 

響と山崎12年が飲めて500円ですよ。

500円。

 

チェイサーの水は山崎の天然水。純粋においしい。

f:id:Akiocchi:20190731090000j:plain

覚えたてのテイスティングをする筆者。

兄は白州を飲んでました。

f:id:Akiocchi:20190731090053j:plain

兄も気分上々。

この⇊の表情、マスターブレンダーみたいで個人的には気に入ってます。

 

でも正直そこまで違いが判りません(笑)

f:id:Akiocchi:20190731090210j:plain

匂って違いが分かるのか。

結局ゆったりとお酒を飲みながら、兄と語らい、有意義な時間を過ごしました。

 

普通ならここで終わりなのですが、実はこの後、

近くにあるサントリーのビール工場も行っちゃいました。

 

その模様はこちらからご覧いただけます。

 

www.orecycle.net

 

本日もお付き合いいただきありがとうございました。