【オイルステイン】誰でも簡単に塗る方法
前にDIYで木の椅子を作ったんだけど、外に置いていたら”ボロボロ”になってきちゃった、なんでだかわかる?
もちろんわかるよ。DIYでウッドフェンスなどを作ったあとに、木材をそのままにしておくと、雨や太陽の紫外線によって木材の表面が傷んでくるんだよ。それを経年劣化というんだ。
へぇ~そうなんだ。せっかく作ったのに勿体ないね。その”経年劣化”ってやつを防ぐ方法ってないの?
もちろんあるさ。経年劣化を防ぐには、①ペンキを塗る、②ニスを塗る、③オイルステインを塗るなど様々な方法が有効なんだ。
どれも素人がするには難しそうだワン。
そんなことはないよ。ちょうどこの前、僕の部屋のウッドフェンスにオイルステインを塗ったので、よかったら見てみてよ。オイルステインを塗ることで、表面の保護はもちろんのこと、木材の美しさをさらに引き立てる事が出来るんだ。
そんなことしていたの!でも、どれを買ったらいいかもわからないし難しいなあ…
分かったよ。
じゃあ『オイルステインってどこで買って、どうやって塗るのかわからない』という方が他にも結構いるみたいなので、オイルステインの選び方〜塗り方のコツまでをわかりやすく解説していくよ。ついてきてね。
ありがとう! あきおっち!
本記事の内容
ホームセンターへオイルステインを買いに行く
”何も塗らないでおこうかな”と迷ったんですが、
やはり”色があった方が格好いいじゃないの”と思い、気が付けばホームセンターの塗料売り場に立っていました。
わかりやすく陳列されていて、木材用のコーナーにすぐに行けました。
木材の塗料には、オイルステイン、ニス、ペンキの3種類があります。
ニスとペンキはニオイが気になるので、私はオイルステインをチョイスしました。
自宅の部屋用なので、水性オイルステインに決めました。
しかし迷ったのはここからで、【色目は何にするか】で非常に悩みました。
写真を見てもらえればお分かりだと思いますが、何種類も色がありました。
一時間くらい悩んだ挙句、私は『オーク』を購入しました。
998円(税別)で購入しました。
感心したのは、売り場にメーカーのQRコードがあり、それを読み込むと、Youtubeが再生され、オイルステインの塗り方を教えてくれるんです。
非常に便利ですよね。
これを見て塗り方を再確認させてもらいました。
作業手順
オイルステインを塗る手順を確認すると、
- やすり掛けをする。これをしないと表面がざらざらになってしまいます。 オイルを塗ると表面のササクレが起き上がってくるんです。
- オイルステインを塗る。表面が乾いたら、再度重ね塗りをする。
- 再びやすり掛けをおこなう。
- 最後にまた重ね塗りをおこなう。自分の気に入る色になるまで重ね塗りをする。
以上がオイルステインの基本的な作業の流れになります。
サンダを掛ける
まずはサンダがけです。
地味に腕が疲れる作業ですが、私は電動のサンダを持っているので、
スイスイと進めることが出来ました。
写真ではぼやけていますが(スミマセン)、購入した時は角が尖っていてザラザラです。
こちらも電動サンダで角を落としていきます。
電動は便利なのですが、木の粉が大量に出ますので、マスクは必須アイテムです。
初めの方はマスクをしていなかったので、だいぶ粉を吸い込んでしまいました。
しかも、床は粉だらけになります。もし同じような作業をされる方がいれば、床に何か敷くなどの対策をされてから作業をされることをお勧めします。
オイルステインを塗る
サンダがけが終わった後はいよいよオイルステインを塗っていきます。
手袋とマスクをしながら、【ぼろ布】にオイルステインを含ませて、木材を拭き上げる様な感じで作業を進めていきます。
刷毛で塗るより布で塗った方が、オイルステインの特性がうまく活かして塗ることが出来るので、私は断然『布』で塗ることをお勧めします。
ちなみに気になるニオイはほとんど無臭でした。
木と木の間も指を使って細かく塗っていきました。
この真剣な表情をご覧ください。
集中しすぎて、マスクがずれていることにも気づいていません(笑)
色が簡単についていくので、なかなか気持ちのいい作業でした。
端材にもステインを塗る
木材購入時に、ホームセンターでカットしてもらった残りの端材も、ひとつも無駄にすることなく使用するつもりなので、こちらにもオイルステインを塗っていきます。
塗り方が少し雑になっていますね。
このころになるとだいぶ疲れていました。お許しください。
塗り作業完了
どうですか?
木目が引き立ち重厚な雰囲気が出てきています。
結構いい感じに出来ていると思いませんか?
普通は色目を見ながらオイルステインを重ね塗りしていくのですが、一回目で『これだ!』っていう色目になったので、あえて重ね塗りはしませんでした。
重ね塗りをしていくと、色はだんだん濃くなりますよ。
ロードバイクともよく合っていますよね。
一気に高級感が出たような気がします。
お洒落な小物置きが出来ました
余った端材で、小物置きを作っていました。
と言っても、ただ間に差し込んだだけですが、いい感じの物置が出来てしまいました。
まとめ
ペンキやニスが木材の表面を厚い膜でコーティングするのに対して、オイルステインは、色を木に染み込ませるという感じです。
そうすることで、木材の内面の良さ、つまり、木の温もりを引き出すことが出来るので、私は断然オイルステインをお勧めします。
オイルを塗るか塗らないかでだいぶ迷いましたが、
結果的に塗ってよかったと思います。
シックな感じがいいですね。
私の自転車部屋も”秘密基地化”が進んできましたね。
次は隣の壁をDIYで作業していきます。
もっとワクワクするような、大人の遊び心満載のDIYを楽しんでいきたいと思います。